【エスタ取得】非公式サイトでの高額請求に要注意!
アメリカ合衆国へ旅行する際に必ず事前取得が義務付けられているESTA。誰でも簡単にインターネットで取得可能な為、まさかこのような事に遭遇するとは思いもよりませんでした。
エスタで検索すると広告ばかりが上位掲載されている
先日義母が自らインターネットで手続きをし、誤って非公式サイトでエスタ申請。
通常14ドルで取得できるはずが、手数料を取られ合計89ドルもかかったそうです。
思いがけず高額請求されてしまった事に不安を抱き相談されました。なぜそのような事になったのか!?
慌ててよくよく見てみると、たしかにこれは初心者や高齢者には引っかかりやすい手口です。
上から3つは広告サイト。申請はできますが高額手数料を取られてしまう仕組みです。
ようやく5つ目に公式サイトが出てきます!↓
よーーく見れば誰にでも分かるはずですが、慣れない人にはどれが公式サイトなのか見分けが付かない程、巧妙にできているのです。
公式サイトはこちら↓
Home | Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
非公式サイトでも申請はできてしまう為、全額返金は不可能
そうなんです。そこが難点。
申請完了前に気づき返金依頼をすれば良いそうなのですが、なんせお仕事が早い!
申請してすぐに完了メールが届いたのだそう。
気づいたのが申請から3時間後。すぐさま連絡しましたが、肝心のエスタは取得できてしまっていた為、全額返金は不可能。
申請代の14ドルと手数料20ドルは引かれ、55ドルの返金対応となりました。
消費者相談センターに電話してみた
やはりこれらのサイトは巧妙に作られており違法ではないのだそう。このような相談は多いようで、連絡も取れない業者もある中、55ドルの返金に応じてもらえただけでもラッキーだったと捉らえるしかないようです。
たしかに、検索で一位掲載されている広告サイトを見てみるとページの一番下にさりげなく
『公式サイトを利用すると14ドルで申請できます』と明言されています。
抜け目がないのです。きちんと説明を読まず、金額に不審に思いながらも申請してしまった本人の責任というわけです。何とも悔しい。
気付かない人も大勢いるのではないでしょうか。
終わりに
それぞれのサイトは決して違法ではなく、エスタの代行業者です。
ただ、個人情報を入力しているのは旅行者本人なのにも関わらず、なぜここで手数料を取られるのか、不思議でなりません。
気づけなかった本人の責任でしかないのですが、今後同じような人達を増やさない為にも、是非気をつけて頂きたいと思います。